ランニングシューズを洗う頻度と経済的な手入れ法!【初心者向け】

ランニングシューズを洗う頻度と経済的な手入れ法!【初心者向け】
2022年11月24日 しまづ

あなたはランニングシューズを定期的に洗って、お手入れしていますでしょうか?

「ウェアは毎日洗濯するけど、シューズは滅多に洗わない」という方も多いのではないでしょうか。

 

しかし、ランニングシューズを定期的に洗うのと、洗わないのとでは、見た目だけでなく機能性やシューズの寿命に差がついてしまいます。

洗う頻度はどのくらいがいいのか気になる方も多いのではないでしょうか。

また、洗い方にもポイントがあり、洗濯機に放り込むのはあまりおすすめしません。

 

今回はランニングシューズのお手入れについて、洗う頻度や方法をご紹介していきます。

ぜひ、参考にして、ランニングシューズを大切にしていきましょう!

 

 

ランニングシューズ、洗っていますか?

恥ずかしながら、私は学生時代に運動部に所属していながらシューズを洗ったことがありませんでした。小学校の宿題で上履きを持ち帰って洗濯したくらいの記憶しかありません。

 

しかし、社会人になり仕事柄、身だしなみにも気を遣うようになって、シューズを洗う習慣が身に着きました。シューズのお手入れをしっかりとやると、その効果を実感できるようになり、「昔からやっておけば…」と少し後悔しています。

 

少しめんどうかもしれませんが、ランニングシューズを定期的に洗うと、様々なメリットが得られますよ!

 

 

洗うメリット

ランニングシューズを洗うことで、清潔が保持でき生地の劣化を防いで、寿命を延ばしてくれるメリットがあります。また、普段使う道具を大事にすることは、競技の上達に繋がるポイントの一つです。

 

メジャーリーグで長年に渡り、活躍したイチロー選手が自身のグラブの手入れをルーティーンとしていたエピソードは有名ですよね。

 

道具を丁寧に扱う意識が、練習一つ一つを大事にする意識に繋がるのかもしれません。

 

 

洗濯機を使うとシューズが傷みやすい

冒頭でも述べた通り、洗濯機でシューズを洗うのはおすすめしません。理由は、シューズが傷んでしまったり、洗濯機の故障に繋がったりしてしまうからです。

 

また、外で履いて泥や汚れがついたシューズと、身に着ける衣類を同じ洗濯機で洗うと、衛生面で問題があるかもしれません。仮に、衛生面での問題をクリアーできても、精神的に抵抗のある方もいるでしょう。

 

 

優しく洗うことが大切

ランニングシューズをゴシゴシとブラシでこすって、汚れを落としたい気持ちはわかります。しかし、シューズについた汚れは時間をかけてついたものであり、洗う際も時間をかけて、優しくゆっくりと汚れを落としていくのがポイントです。

 

洗って乾燥させるまで丸一日以上かかります。ですので、その間にもランニングできるように、スペアシューズを準備しておくと良いですよ。

 

 

二週間に一度は「靴の洗濯日」を

ランニングシューズを洗う頻度は「二週間に一度」がおすすめです。「え!?そんなに洗うの?」と思う方もいるかもしれません。

 

しかし、ランニング中の足は思った以上に汗をかくものであり、道の汚れが付着してしまいます。靴下を毎日洗うように、ランニングシューズも定期的に洗うのが良いでしょう。

 

もちろん、ランニングの頻度自体が少ない方は、もう少し間隔をあけてみても大丈夫ですよ。

 

 

ランニングシューズの手入れをするべき3つの理由

ランニングシューズの手入れをすると、①機能性を保つ②シューズの劣化を防ぐ③経済面で得をする、というメリットがあります。

 

少し面倒ですが、その分得られるものも大きいですね。

 

 

①機能性を保つ

ランニングで汚れたシューズをそのままにしておくと、泥や汗も付着したままとなってしまいます。そうすると、ゴムが傷んでグリップやクッションの機能が低下し、生地が傷んで通気性や防水性が損なわれてしまうことも。

 

シューズの機能保持は、運動のパフォーマンスを高めるだけでなく、ケガの予防にも繋がるので、しっかりとお手入れしていきましょう。

 

 

②シューズの劣化を防ぐ

お手入れを欠かすと低下してしまうのは、機能性だけではありません。シューズの見た目も、劣化し色あせ、型も崩れて魅力がなくなってしまいます。劣化してボロボロのシューズでは、ランニングのモチベーションが下がってしまいますよね。

 

大切にお手入れすることで、シューズの劣化を防ぎ、魅力を保って楽しいランニングライフを支えてくれますよ。

 

 

③新生活の経済面でもいいことばかり!

ランニングシューズが長持ちすると、お財布にも優しく、良いことだらけです。特に新生活を始めたばかりの方は、何かと出費が多くなりがちですよね。

 

ランニングで健康増進できれば、お金はかかりません。その分、別の好きなことにお金を使えて、新生活が楽しくなりますよ。

 

 

超簡単!初心者向けのランニングシューズ洗い方講座

それでは、流れに沿ってランニングシューズの洗い方をご紹介していきます。初心者向けに、ざっくり簡単にご紹介しますので、さっそく試してみて下さいね。

 

 

シューズを浸しておく

まずは、洗面器やバケツに張ったぬるま湯に、ランニングシューズを浸しておきます。ぬるま湯に浸す前に、靴ひもとインソールは外しておきましょう。

 

1~2時間が目安で、洗濯洗剤をぬるま湯に溶かしておくと、汚れが落ちやすくなりますよ。シューズが水面に浮いてきてしまう場合、落し蓋として水入りペットボトルを置くと良いです。

 

 

ブラシで柔らかく洗う

次に、シューズ用ブラシまたは歯ブラシで、優しく柔らかくシューズを磨き洗いしていきます。ソール部分に頑固な汚れがある場合には、メラニンスポンジを使うと落ちやすいですよ。

 

靴ひもは手洗いで優しく揉み洗いしていきます。

 

汚れがしっかりと落ちたら、流水ですすいで仕上げていきましょう。最後に乾いた布で水分を拭き取れば完了です。

 

 

便利なグッズを活用するとラクに洗える

画像引用:楽天市場

 

汚れがひどく、がっつりと洗いたい時にはクツ用洗剤を使うのがおすすめ。除菌・消臭・漂白ができ、スッキリしますよ。

 

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「洗って乾くまでが不便…」と感じる方には、クツ乾燥機がおすすめ。素早く乾燥させ、シューズを痛めない設計になっていますので、安心して使えますよ。

 

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インソールは洗わない

インソールは生地によって洗えるもの、洗えないものがあります。洗えないインソールを無理やり洗ってしまうと、変形して使えなくなってしまうことも。

 

また、洗えるインソールであっても、種類によって適切な洗い方があったりと、初心者には少しハードルが高いかもしれません。

 

ですので、基本的にインソールは洗わないのが無難です。半年を目安に買い替えを検討しましょう。100均でも十分に質の高いインソールは売られていますので、チェックしてみると良いですよ。

 

 

乾いた後の保管方法

シューズの保管方法は「風通しの良い日陰」が鉄則です。直射日光はシューズの生地を傷め、寿命を短くしてしまいますのでNG。

 

クツ棚に入れて保管する場合、乾燥剤・除湿剤を入れておくと良いです。とにかく、シューズにとって高温多湿な環境は大敵であると、意識すると良いでしょう。

 

また、保管する際は靴ひもをほどいておくようにします。靴ひもを結んだままだと、シューズの生地が常に引っ張られている状態になってしまうからです。使わない時には、シューズの生地を休ませてあげると良いですよ。

 

 

ほかにもランニングシューズの手入れで意識したいポイント!

「シューズを洗うための道具はどれを選んだらいいの?」

「インソールだけボロボロになったので買い替えたい」

「靴用のコインランドリーって使えるの?」

 

ランニングシューズのお手入れをしていると、このような疑問が湧いてきませんか?

 

シューズのお手入れやインソールについて、別の角度から解説した記事がありますので、併せて読んでみて下さい!

 

 

過去記事の紹介

 

靴洗い歴10年以上の私が教える正しいランニングシューズの洗い方

 

こちらの記事では、シューズのお手入れの石鹸やブラシ、ハンガーなどを紹介しています。また、靴用のコインランドリーの使い方も紹介していますので、近所にある方は必見ですよ。

 

 

厳選!ランニング専用のおすすめインソール3選|購入前に必ず知っておきたい事

 

こちらの記事では、インソールのおすすめアイテムや寿命、選び方について解説しています。インソールは足底と直接触れる大切なアイテムですので、しっかりと選んで足を保護していきたいですよね。

 

 

ランニングシューズの寿命と長持ちする方法

最後にランニングシューズの寿命と長持ちする方法についてお伝えします。本格的にトレーニングをすると、シューズは意外とあっという間に寿命を迎えてしまうものです。

 

寿命を迎えてしまったランニングシューズは、本来の機能が失われ、パフォーマンスが低下し、ケガや疲労の原因になることも。

 

愛着のあるシューズであれば、少しでも長持ちさせたいものですが、寿命を迎えたらキッチリと買い替えることも大切ですよ。

 

 

買い替えるべきタイミング

買い替えのタイミングは以下の3つのポイントの「どれか一つでも」該当した場合です。

 

①走行距離が500kmを超えた

②購入して3年以上経過した

③ソールやアッパーが破損した

 

①ランニングシューズの買い替えの目安は、一般的に「走行距離500km」と言われています。毎月40kmを走る方であれば、約1年が買い替え目安です。

 

ただし、天候やランニングフォームなどにより寿命は前後しますので、あくまで目安と考えておくのが良いかもしれません。

 

②ランニングシューズは頻繁に使わなくても、経年劣化してしまいます。あまり使用していなくても、購入してから3年を目安に買い替えるようにしましょう。

 

③ソールは靴底、アッパーは表面部分のことです。これらに破損が見られたらすぐに買い替えましょう。そのままにしておくと、ランニング中に破損が広がって、ケガに繋がってしまう危険があります。

 

 

手入れをすると長く使える

上で紹介した買い替えのタイミングは、あくまで目安です。しっかりとお手入れをすれば、シューズの寿命を延ばし、長く使うことができます。

 

ランニングシューズも安い物ではないので、できるだけ長く使えた方がうれしいですよね。

 

 

明日からできる!簡単な手入れ方法の紹介

実はランニング後のちょっとしたお手入れで、シューズの寿命を延ばすことができます。

 

①ランニング後の汚れを柔らかい布とブラシで優しく払う

②靴ひもを緩め、直射日光の当たらない風通しの良い場所で乾燥させる

 

明日のランニングから、ぜひ実践してみて下さい。

 

 

まとめ

今回はランニングシューズの洗い方について説明しました。

 

キチンとお手入れするのと、しないのとでは、シューズの寿命が大きく変わってきます。せっかくお気に入りのシューズでランニングするのであれば、大切に使っていきたいですよね。

 

特にこれからは暑くなり、汗をかきやすいシーズンですので、シューズも汚れやすくなります。さっそく、明日のランニング後から試してみて下さいね。

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