
“猫ひろし”と聴くとあの「にゃー!」の芸風で馴染みがある人が多いのではないでしょうか。
過去にカンボジア代表として、2016年ブラジルで行われたリオデジャネイロオリンピックの男子マラソンに出場し、見事完走したことで有名となった猫ひろしさんですが、今では「芸人最速ランナー」としてその認知度は誰もが知るところでしょう。
今回はそんな猫ひろしさんのマラソン事情に関して詳しくまとめると共に、猫ひろしさんのプロフィールに関しても分かりやすく解説しています。
マラソンランナーとしての猫ひろしさんに少しでも興味がある方は、是非とも参考にして頂けましたら幸いです。
目次
“猫ひろし”とは何者なのか?
出典:https://www.alpen-group.jp/cp/running/postrunning/20180820_001/
身長145cmと小学生の頃から低身長なことがコンプレックスだった猫ひろしさんは、芸人になってからはその特徴を生かした芸風に切り替え、馴染みある「にゃー!」や「ポーツマス!ポーツマス!」のフレーズで一躍有名になりました。
お笑い芸人に関しては高校2年生の頃から目指しており、2003年の3月15日にデビューされています。
また、学生時代は陸上部ではなく「卓球部」だったらしく、陸上といえばたまに記録会に駆り出されるくらいしか取り組んでいなかったようです。
そんな猫ひろしさんの詳しいプロフィールに関して、以下から見ていきましょう。
猫ひろしのプロフィール
出典:https://neko-hiroshi.com
・本名:瀧﨑 邦明(たきざき くにあき)
・芸名:猫ひろし
・誕生日:1977年8月8日生まれ
・身長:145cm
・最終学歴: 目白大学人文学部 卒業
・所属事務所:WAHAHA本舗
起業家である堀江貴文さんの提案により、カンボジアでオリンピックを目指すことになった猫ひろしさんは、今ではカンボジア国籍として現地で活動されています。
猫ひろしさんの「にゃー!」というフレーズでおなじみの一発芸は、カンボジアでもかなり有名でカンボジアで行われるマラソン大会でもゴールの後に披露されている姿がかなり印象的です。
猫ひろしのマラソンタイムとこれまでの成績・記録
出典:https://neko-hiroshi.com/profile
猫ひろしさんのこれまでのマラソンに関する、成績や記録に関しては以下の通りです。
・2008年 2月17日 第2回 東京マラソン2008:3時間48分57秒(初マラソン)
・2010年 2月28日 第4回 東京マラソン2010:2時間55分45秒(初のサブスリー)
・2015年 2月22日 第9回 東京マラソン2015 :2時間27分48秒(自己ベスト)
・2019年 2月26日 第13回 東京マラソン2019 :2時間29分51秒(最新の記録)
データ参照元:猫ひろしのオフィシャルHPより
初マラソンが東京マラソン2008大会ですが、その時の記録がなんと3時間48分57秒とかなり速いですよね。
その後は本格的なトレーニング方法を取り入れてプロのトレーナーの方と二人三脚でマラソンに挑戦されており、かなりタイムが伸びていることがお分かり頂けると思います。
また、もっと詳しい記録に関しては、「猫ひろしのオフィシャルホームページ」にて掲載されています。
猫ひろしはなぜカンボジア国籍へ変えたのか?
出典:https://www.asahi.com/olympics/2016/special/nekohiroshi/
猫ひろしさんがカンボジア国籍になったきっかけは、起業家として有名な”ホリエモン”こと堀江貴文さんが行っていたインターネット番組「猫ひろし再生計画」というテーマでの番組だと語られています。
その番組でたまたま「カンボジア人としてオリンピックを目指してみる」といった冗談半分の企画に対して、当時の猫ひろしさんは(選手層の薄いカンボジアで挑戦すれば、オリンピックに出場できるのでは?)と考えたのが本当のきっかけみたいですね。
そこから本格的に行動に移した猫ひろしさんは、2011年にはカンボジア国籍を取得しカンボジア人としてオリンピックを目指すことに専念されています。
本人曰く、最初は一マラソンランナーとして国籍を変えてまでオリンピックに出ることに対して、世間から酷いバッシングを受けるのではないかと怖かったそうです。
しかし、その後の猫ひろしさんの人柄と頑張りを見て応援してくれる人たちも次第に増えていき、2016年にはブラジルで行われたリオデジャネイロオリンピックに、カンボジア代表選手として出場し夢を叶えられています。
猫ひろしの活動拠点とカンボジアでの名前
出典:https://neko-hiroshi.com
今となってはカンボジア国籍の猫ひろしさんですが、意外にもマラソンのトレーニングに関しは日本で行われているようです。
マラソン理論に関してはカンボジアよりも日本の方が進んでおり、トレーニング環境に関しても日本の方がやりやすいようですね。
マラソンランナーとしての活動に関しては、カンボジアや日本だけに留まらず
・モンゴル
・シンガポール
・ミャンマー
・カナダ
・ブラジル
・マレーシア
・韓国
などのマラソン大会にも、積極的に参加されています。
また、カンボジアでの猫ひろしさんの名前は、「チュマールひろし」となっています。”チュマール”とはカンボジアの言葉で”猫”という意味です。
猫ひろしの東京オリンピック2020へ出場に関して

出典:https://www.youtube.com/watch?v=sk6uU8gb8PA
カンボジア代表として2020年に行われる東京オリンピックへの出場が期待されている猫ひろしさんですが、今のところカンボジアのフルマラソンでの記録は1位を保持されており、出場する確率が高いと言われています。
ただハーフマラソンでの記録に関しては、猫ひろしさん以外のカンボジア人の記録保持者がいるので決して油断できるわけではありません。
以下からそんな猫ひろしさんマラソンに関する、具体的なトレーニング方法やその様子を動画で見てみましょう。
猫ひろしのマラソントレーニング方法
出典:https://www.amazon.co.jp/猫トレ-猫ひろしのマラソントレーニング-猫ひろし/dp/4583110952
猫ひろしさんの具体的なマラソントレーニング方法に関しては、実際に本を出版されておりそちらの方に詳しくまとめてあるようです。
具体的には近代的なプロのマラソンランナーが受けるようなトレーニング器具やコーチング取り入れた練習メニューに取り組んでいるようで、一般的な市民ランナーが真似するにはちょっと難しいようですね。
気になる方は是非とも、参考程度に読んでみてはいかがでしょうか。
猫ひろしが実際に走っている動画をご紹介!
添付している映像は実際に初めて猫ひろしさんが、カンボジア代表としてオリンピックに出場された時の様子です。
カンボジア国籍に変えてから一度はオリンピック出場が取り消されたこともありましたが、そこから何とか頑張って他の大会で活躍されたこともあり、2016年のリオオリンピックでは初出場を果たしています。
当時の記録は140選手中139位でしたが猫ひろしさんの活躍に観衆も魅了され、一丸となってエールを送っている様子がとても感動的ですね。
まとめ:マラソンランナー”猫ひろし”を応援しよう!
出典:https://www.alpen-group.jp/cp/running/postrunning/20180820_001/
2020年東京オリンピックを控えている猫ひろしさんは、今この時も一生懸命練習に打ち込んでいることでしょう。
オリンピックに出場すること自体とても名誉なことですが、今回は2回目ということもあり記録や順位にも期待がかかりますね。
当日はカンボジア人としての出場ですが、是非とも猫ひろしさんを応援しましょう!
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