
ランニング初心者、改めランニング準備中の鳥北舜斗です。
ランニング中にお腹が冷えて「お腹冷たいなあ」って感じたことありませんか?
最悪、お腹の痛みまで出てきてしまうと、辛いものがありますよね。。
ランニングをすると汗をかきますが、そのために、お腹が冷えて、冷たいと感じることがあるようなのです。
なるべく、最悪な事態は避けたいですよね。。
今回は、トイレに駆け込まなくて済むように、対策などを紹介していきたいと思います。
目次
ランニングでお腹が冷えるのは汗が原因?
ランニング中に、なぜお腹を下すかです。
もう、大丈夫ですよね。さんざん、前振りしたので。
いろいろ調べてみました。ランニングでお腹を下す理由。そして、その結論は、正直に言います。
わかりません。
ちょっと、待ってください。まだ、終わりじゃないですよ。
ちゃんといろいろ調べて、周りの人にも話を聞いたんですよ。最後まで読んでくださいね。
確かに、ランニングやマラソン大会でお腹を下しやすいという方は多いようです。ちなみに、大学時代、マラソンに出場したことのある妻も、大会でお腹をこわしやすかったそうです。その理由は、「緊張するから」でした。
ほかにも「内臓が揺れるから」という意見もありました。だから、腹筋を鍛えるといいそうです。これは、以前に脇腹痛の話を書いたときにもありましたね。たしか、腸が揺れてガスが溜まるのが、脇腹痛の原因でした。
そして、もっとも多い意見は(別にきちんと調査したわけではないので、あくまでも私の周囲の意見です)、汗冷えでした。
汗冷えってなんだ?
ランニングでかいた汗が熱を奪ってお腹を冷やす?!
走ると当然、汗をかきますよね。
そして、汗はやがて蒸発しますが、蒸発するときに周囲から熱を奪います。
理科で習いましたね。そう、気化熱です。汗が蒸発するときに、体温が奪われて体が冷えてしまう。これが汗冷えです。
お風呂上がりに体をよく拭かないと、かぜをひいてしまうのと、同じですね。
汗冷えというのは、ランニングではせいぜいお腹を下したり、風邪をひいたりくらいですが、登山をする人にとっては命にも関わることがあるので、十分な対策が必要なのだそうです。確かに、山頂で体が冷えてきたら大変ですよね。
そういえば、私が小学生の頃、四十数年前です。冬になると学校の近くの山で、(スキー場じゃないですよ、小さな山です)スキー学習がありました。学校までスキーを担いでいくの、大変でしたよ。
それで、何の話かといえば、シャツの下にタオルを入れるんです。当時は、今みたいに汗を吸収してくれる下着なんてありませんからね。タオルに汗を吸わせるんです。タオルを2枚、両肩のあたりを安全ピンで留めて、前と後ろにタオルを入れる。「汗をかくと冷えるから」なんて言われていましたけど、あれも汗冷え対策でしょうね。
ぜひ、みなさんもお試しください。
というわけで、お腹が冷える原因は、汗冷えが有力なようです。
効果的な汗冷え対策とは
それでは、汗冷えにはどんな対策があるのでしょうか。先ほども書いたように、汗冷え対策は登山者向けサイトに詳しく載っています。
さっそく、登山者向けサイトも参考に対策を考えましょう。
汗を吸収するウエアを着る
さきほどのタオルと一緒ですね。汗をかいたら、すばやく吸収してくれるウエア。さまざまな素材があるのですね。
まずは、デサントの商品。汗を効率よく吸収し、汗が肌に戻るのを防いでくれるそうです。
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もちろん、女性用もあります。女性用はちょっとオシャレなのを紹介しましょう。
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あと、こんなのはいかがですか。
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アミアミ、スケスケ。網タイツを着ているみたいで、ちょっと恥ずかしいですけど、登山をする人の間では人気みたいですよ。このシャツの上に速乾性のウエアを着ると、どんなに汗をかいても蒸れないのだとか。
汗冷え対策だけでなく、汗でウエアが肌にべたつく不快感ともオサラバできそうです。
あとはやはり、これでしょうかね。腹巻き。ウエストウォーマーともいうらしいですが。
ただし、これは発熱素材を使っているので、冬用です。夏に使うと、きっと暑いです。
ワセリンを塗る
ワセリンを塗るという人が結構いるんですよ。ワセリンって保湿剤ですよね。子供の肌が荒れてガサガサになったときなんか、よく皮膚科の先生が出してくれました。
それで、スポーツをするときにワセリンを愛用している人は多いようですね。ランニングでは、マラソン選手はワセリンやオリーブオイルを肌に塗って、ウエアが擦れるのを防ぐとか、雨を弾いてくれるとか、もちろん汗冷えを防いでくれるとか。サーファーやダイバーもワセリンを塗って冷えるのを防ぐといった意見があるようです。
あと、足に塗ると水虫が治るとかね。ホンマかいな。
でも、これ、ホントかどうか、わからないです。だって、ワセリンの効用に保温なんて書いてないもん。ワセリンと言えば、ユニリーバですが、ユニリーバの説明だって。ホラっ。
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保湿性はうたっていても、保温性なんて書いていません。もちろん、水虫に効くとも。
お医者さんが出してくれるのは、こちらですね。
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「皮膚の保護作用がある」とありますから、ウエアの擦れから肌を守ってくれるのは間違いなさそうです。でも、保温効果があるかどうかは不明。この点については、また調べておきます。宿題ということで、ご勘弁を。
大きな副作用の心配があるわけではないので、塗るかどうかはみなさんの判断で。ただし、塗りすぎは禁物です。かえって、ベタベタして気持ち悪いですしね。
最後の手段は整腸剤
あとは、食事や飲み物に気をつけることですね。水分の取り過ぎや食べ過ぎでお腹をこわすのは、ランニング中でなくても起こること。
特に夏は、「水分補給が大事」とついつい、水分を取り過ぎてしまうことがありますからね。
どうしても心配なかたは、整腸剤を飲んでおくのもいいかも。不安になると下痢をしやすい方もいますから。
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後は万が一に備えて、下痢止めを携行するとか。「あっ、危ない」と思ったら飲むとかね。これも安心につながりますね。
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緊張や不安、ストレスで下痢になりやすい人は、腸の病気の可能性もあるそうですから、お医者さんにも相談した方がよいでしょう。
お腹を冷やさずに快適なランニングを
ランニング中にお腹をこわすことを、英語では「Runner diarrhea」というそうです。直訳すると「ランナー下痢」ですね。外国の人たちもお腹の調子には気を遣っているということでしょうか。どうやら、万国共通の悩みのようです。
ただ、確かな原因は確認されていないようです。医学的な内容の英文を理解するほどの英語力は私にはありませんので、きちんと調べたわけではありませんが。
ですから、ランナーのみなさんは、自分の経験に基づいて対処されているようですね。食事に気をつけたり、お腹を温めたり、ワセリンを塗ったりとか。みなさんも、どんなときにお腹をこわしやすいのか、自分なりに確認したうえで、自分に合った対策を見つけてください。
まず、暑いからといって冷たい飲み物の飲み過ぎは禁物です。
あっ、そういえば、お腹の調子が悪いのは、炭酸水の飲み過ぎかなあ。
ランニングで起こる様々な身体の痛みの解決法を紹介しています。