ランニング時にお茶を飲んではいけない2つの理由

ランニング時にお茶を飲んではいけない2つの理由
2022年8月18日 china

こんにちは!ランスマライターのCHINAです。

 

「人間の体の約60%は水分でできている」……このことをご存知の方は多いと思います。

 

ハードな運動をしなくても、尿や呼気、汗、便として体内水分のうち毎日約2,500mlが排出されているので、失われている水分を適切に補給することが大切です。

 

運動してたっぷり汗をかいた後の水分補給は、水分が体に染み渡っていく感じを受けますよね。

 

その時の爽快な気分を楽しみに運動を頑張っているという人もいると思います。

 

しかし、水分補給は先手必勝。

 

運動後だけではなく、運動中にもこまめに水分を取ることが大切です。

 

ところで、ランニング時の水分補給にお茶を飲むのはアリなのでしょうか?

 

今回は「ランニングの水分補給でお茶を飲んでも良いの?」という疑問を持つ方を対象に、

ランニングでお茶を飲むことで起こるメリット・デリット、ランニング時におすすめのお茶についてご紹介します。

 

ランニング時の水分補給にお茶を飲むのは原則NG!

ランニング時の水分補給にお茶を飲むのは、原則NGです。

 

「原則」と言ったのは例外があるからなのですが、例外については次の段落で紹介します。

 

ここでは「なぜお茶が NG なのか?」を見ていきましょう。

 

 

NGの理由①カフェインは利尿作用があるから

1つ目の理由は「茶葉に含まれるカフェインには利尿作用があるため」です。

 

運動中は、発汗によって失われる水分の70から80%を補給することが目安です。

 

しかし、カフェインを含むお茶は、余分な水分を体の外に排出してしまいます。

 

ですので、運動中の水分補給として考えた場合、カフェインを含むお茶は適していません。

 

 

NGの理由②塩分を補給できないから

2つ目の理由は、「お茶では塩分補給できないため」です。

 

ランニング中に出る汗は、99%が水で残りの1%が電解質。

 

「電解質(イオン)」とは、塩分が水に解けたもので、具体的にはナトリウムやカルシウム、マグネシウムなどです。

 

この電解質は、筋肉細胞や神経細胞の働きに関わるなど、重要な役割を果たしています。

 

汗が出る時は水分だけでなく電解質も失われているため、水だけでなく塩分も補給していくことが理想的です。

 

しかし、お茶だけでは塩分を補給できません。

 

塩分の補給には、経口補水液やスポーツドリンクなど塩分を含むドリンクを飲む方法があります。

 

 

ランニングの水分補給として飲みたいときにどんなお茶を飲めばいいのか?

前の段落で「ランニング時の水分補給にお茶を飲むのは原則NGだが、例外もある」とお伝えしましたね。

 

例外とは……そのままですが「カフェインを含まないお茶」です。

 

 

カフェインを含まないお茶の例

茶葉が原料のお茶は、基本的にすべてカフェインを含んでいます。

 

皆さんが日頃飲んでいる、緑茶や烏龍茶、紅茶、ほうじ茶、玄米茶、ジャスミンティー……。

 

これらはすべてカフェインを含みます。

 

一方、茶葉以外を原料としているお茶はカフェインを含みません(ノンカフェイン)

 

たとえば、大麦が原料の麦茶、蕎麦が原料のそば茶、ルイボスを使ったルイボスティー、ごぼうを使ったごぼう茶などです。

 

このように、名前に「茶」とついていても、カフェインを含むお茶とノンカフェインのお茶があります。

 

 

【参考】「ノンカフェイン」と「カフェインレス」の違い

ノンカフェインとは、カフェインがまったく入っていない飲み物をのことを言います。

 

それに対してカフェインレスとは「ほぼゼロだけれど、少しだけ家入っている」という意味です。(レス(less)という英語は「より少ない」という意味です)。

 

店頭でカフェインを含まないお茶を探す際は、 混同しないよう注意してくださいね。

 

 

ランニングでお茶を飲む事で起こるメリット・デメリット

ランニングでお茶を飲むことで起こるメリットとデメリットを整理しておきましょう。

 

<メリット>

・カフェインには覚醒作用があり運動能力を向上させる

・気分のリフレッシュに役立つ

 

<デメリット>

・水分が体外へ排出されてしまう

・ランニング中にトイレへ行きたくなる

 

カフェインは水分補給の手段としてみると NG ですが、覚醒作用があるため眠気を防いで運動能力を向上させる効果が期待できるというメリットもあります。

 

カフェインを含むコーヒーが眠気覚ましとして使われることは皆さんよくご存知ですよね。

 

このように、カフェインを含むお茶にも全くメリットが無いわけではありません。

 

とはいえ、 ランニング時の水分補給として、あえて利尿作用が高いお茶を選ぶことはオススメしません……。

 

ランニング中に頻繁にトイレに行きたくなったり、最悪、脱水症状を引き起こしかねないからです。

 

「それでもお茶が飲みたい!」という方向けに、次の段落でランニング時におすすめのカフェインを含まないお茶を紹介します。

 

 

ランニング時にオススメのお茶とは?

【麦茶】伊藤園 健康ミネラルむぎ茶

 

 

笑福亭鶴瓶さんが出演されている CM でもおなじみの健康ミネラル麦茶です。

 

大麦が原材料の麦茶は、カフェインを含まないお茶の代表例。

 

香ばしさとコクが気持ちをリラックスさせくれますし、水分とともに失われるミネラルの補給にも役立ちます!

 

 

【ルイボスティー】伊藤園 ヘルシー ルイボスティー

 

 

「健康や美容に良さそうだから」という理由から、特に女性の愛飲者が多いドリンクです。

 

味わいが紅茶に似ていることからヨーロッパでは「カフェインゼロの紅茶代替品」としても飲まれているようです。

 

ルイボスティーに含まれるポリフェノールは抗酸化作用を有しており、アンチエイジングや病気の予防に効果があると期待されています。

 

 

 【ごぼう茶】がばい農園 国産の手作りごぼう茶

 

 

むくみの改善や便秘の解消に飲まれることが多い、ごぼう茶。

 

がばい農園 国産の手作りごぼう茶は、栽培から収穫までしっかりと品質管理された純国産のごぼう茶です。

 

素材本来の味を引き出せるサイズで粉砕していますので、 香りが良くて美味しいお茶で気分をリフレッシュしたい人へおすすめです。

 

 

まとめ:ノンカフェインのお茶で楽しくランニング

ランニング時の水分補給として、カフェインを含むお茶はNG であることがわかりました。

 

しかし、ノンカフェインのお茶であればランニング時に飲んでも問題ありません

お茶にはいろんな種類や期待できる効果があります。

 

自分に合ったノンカフェインのお茶を見つけ、楽しくランニングしましょう!

 

 

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