
こんにちは、ランスマライターのももです。
フルマラソンに慣れてきたら、次はウルトラマラソンを目指してみたいですよね!
ただ、同じマラソンという名前でも、フルマラソンとウルトラマラソンは全く異なる競技。ウルトラマラソンを目指すなら、よく情報収集をして入念に準備をして臨みたいところです。
そこでこの記事では、ウルトラマラソンの特徴と完走のコツについてお伝えしていきます。ぜひ参考にしてくださいね。
目次
マラソンとは別物!ウルトラマラソン
レースで完走したときの達成感は大きく、次のステップに向けたモチベーションも高まりますよね。
フルマラソンを完走した人の中には、次はウルトラマラソンだ!と気合が入るという人も多いのではないでしょうか。
ウルトラマランは、フルマラソンよりもさらに長い距離を走るレースなのですが、単純に「より長い距離を走るマラソン」というだけではなく、全てにおいて別物のレースと言っても過言ではありません。
ウルトラマラソンを走るなら、レースのスケジュールに合わせて、計画的で入念な準備とトレーニングが必要になりますよ。
ウルトラマラソンの特徴
距離が長い
フルマラソンは42.195kmですが、これよりも長い距離のレースすべてがウルトラマラソンに当てはまります。
50km、60km、100km、さらには200㎞などいろいろありますが、代表的なものは100㎞のレースです。
走る時間が長い
走る距離が長くなるので、当然走る時間も長くなります。
フルマラソンは42.195kmで、平均的にみると4~6時間で走る人が多いですね。
100kmのウルトラマラソンになると、その2倍以上の時間を走り続けるということになります。
100㎞ウルトラマラソンでいうと、その制限時間は14時間とされることが多いのですが、「14時間を走り続ける」ことは、単純にフルマラソンの「2倍の時間を走る」ということ以上の厳しさがあります。相当の準備なしにはこの長時間を走り切ることは不可能といえるでしょう。
まさに肉体の限界に達してしまうレベルのウルトラマラソン、入念な準備が必要ということを頭に入れておきましょう。
アップダウンが多い
フルマラソンはコースによって走りやすさが随分違いますよね。好みは人それぞれですが、アップダウンの少ないフラットなコースを好む人も多いのではないでしょうか。
しかし、ウルトラマラソンではフラットなコースというものはなかなか存在しません。100㎞という長距離コースはアップダウンなしには成り立たないと言えるでしょう。
ウルトラマラソンにチャレンジするなら、長い上り坂、長い下り坂、アップダウンの厳しいコースにも対応できる力をつけましょう。
ウルトラマラソン完走のコツ
上述したように、ウルトラマラソンはかなり特殊なレースと言えます。
フルマラソンになれていても、同様の走り方では完走は難しいので、ウルトラマラソン対策を頭に入れておきましょう。
ペース調整
超・長距離を走るウルトラマラソンで最も大切なことは、ペース調整です。
フルマラソン完走に自信がある人でも、ウルトラマラソンを同じペースで完走することは恐らく不可能です。
もっというと、ウルトラマラソンをフルマラソンのぺースで走ってはいけません。
超・長距離のウルトラマラソンのゴールまで、いかに持久力と体力を維持して走れるかが勝負です。つまり、ウルトラマラソンでは、ゆっくり長く走る技術が必要ということなんですね。
例えば、フルマラソンにおける目標タイムがサブ3としましょう。100㎞のウルトラマラソンにおける同レベルのタイムは、サブ10と言われています。
フルマラソンでサブ3というとその平均ペースは、4分15秒/㎞。
これに対し、100㎞ウルトラマラソンでサブ10の平均ペースは、6分/kmです。
フルマラソンと同じ様な感覚で走ってしまうと、途中でエネルギー切れとなってしまいます。
エネルギー補給
ウルトラマラソンはフルマラソンと比べてゆっくり走るとはいっても、長距離ですからかなりのエネルギーを消耗します。そのため、ウルトラマラソンでは、補給食の摂取が必要不可欠です。計画的に補食をとらなければ走り切れません。
そもそも、通常の生活では、14時間あれば朝食・昼食・夕食の3食をとっているのが当たり前のわけですから、その時間ずっと走る続けるウルトラマラソンで、補給食がどれだけ重要かは想像がつきますよね。
フルマラソンでは飲み物のみの提供になりますが、ウルトラマラソンでは、飲み物に加えて食べ物も提供されます。必ずエンドステーションに立ち寄り、こまめにエネルギー補給をしましょう。
ウルトラマラソンについて理解し、完走をめざそう
ウルトラマラソンは、フルマラソンとは全く異なる競技です。ウルトラマラソンについて理解することは完走への第一歩ともいえるでしょう。
情報収集をして入念な準備とトレーニングで、ウルトラマラソン完走を目指しましょう。