【編集部オススメ】徹底分析!冬の夜ランニングは危険か調べてみた結果、、、

【編集部オススメ】徹底分析!冬の夜ランニングは危険か調べてみた結果、、、
2018年12月1日 neopp

寒くなってきましたね。

外ラン派のランナーにはつらい季節がやってきました。

 

夏は夜走っても汗だくになり、冬は耳が取れるかと思うような冷たい風にさらされる。

ああ春と秋ってどうしてこうも短いんでしょうか?

それでも空と大地の間を走り抜けることをこよなく愛し、スポーツジムのガラス越しにインドアランナーを眺めては根拠のない優越感に浸る。

そんな(自分も含めた)アウトドアランナーのために、冬の夜ランニングについてまじめに考えてみました。

 

 

冬の夜ランニングの危険性

さて、冬の夜ランニングにおける危険とは何でしょうか?

 

・路面の凍結や積雪による転倒
・低温による身体のトラブル
・暗い場所での車や自転車との接触

 

まずありがちなのが、路面の凍結や積雪による転倒です。

ほとんどのランナーは、アスファルトの上を走ることが多いと思います。

真冬の夜のアスファルトは、表面がアイス状になり、無意識に走るとかなりの確率で滑ります

積雪の場合も、踏み固められてしまうと同様で、滑って転ぶリスクが高いです。

暗い夜道では、注意しても完全には予防できないので、私もヒヤッとした経験が何度かあります。

次に「低温」によるトラブルです。

特に、準備運動が不十分で体が温まらないまま走り出すと、

・膝
・足首
・腰

などの関節を痛める危険性があります。

 

また、室内と外の寒暖差の大きい冬場に怖いのがヒートショックです。

暖かい室内から気温の低い外に出ると血管が収縮し、逆に室内に戻るときは拡張します。

こうした血管の収縮は、血圧の急激な上昇・下降を引き起こし、最悪の場合、脳梗塞や心筋梗塞に至ることもあります。

寒さを我慢せず、暖かいウェアを着用するなどの心掛けが必要です。

最後に、車や自転車との接触事故の危険性です。

暗い夜道では、自分が思っている以上にドライバーはこちらに気づいていません。

昼間の間隔で「向こうが止まってくれるだろう」と思っていると、あわや衝突、というニアミスを私も経験しています。

国立天文台のホームページによると、冬至(2018年12月22日)の東京での日没時間は16:32ということです。

ずいぶん早いですね。

夕方走る習慣の方などは、夏場であればまだ明るいので、冬もその感覚のまま走っていると危険、ということですね。

 

 

冬の夜ランニングはどこで走る?

冬の夜の危険性を再認識しました。

では、

「そうは言っても冬だって外を走りたい!」

「明るい時間にはなかなか時間が取れない!」

というランナーの方々は、どこを走ればいいのでしょうか?

 

 

歩道のある広い道路

郊外の国道や幹線道路、都市の街中、地方の繁華街なども含めていいでしょう。

・照明である程度の明るさが確保されている
・車道と歩道の区別がある
・路面状態がフラットである

 

こうした条件のそろった道路が近くにあれば、冬のランナーとしては恵まれている方でしょう。

積雪があったとしても、通行量の多い道は優先的に除雪されますし、道幅が広い方が、日中の日当たりもあって比較的溶けやすいということもあります。

ただし、こういった道路は比較的信号が多いので、ランニングが頻繁に中断されるというデメリットもあります。

とはいえ、安全が一番なのであまり贅沢は言えませんね。

 

 

 

ジョギングコースのある公園

ジョギングコースがあって、夜間も開いていて、明るさも確保されているような公園が近くにある方はラッキーですね。

しかし残念なことに、ジョギングのできる公園の多くは、夜間は閉園して駐車場にも入れなかったりします。

もし開いていて照明があったとしても、昼間ほど人通りがないので不審者等の心配があります。

事前に夜の人通りがどの程度かなど確認しておきましょう。

特に、夜の女性一人でのランニングは、明るくて人目のある場所を選びましょう。

 

 

川の土手や林道など

大きな川の土手沿いや、舗装された林道などは、昼間であれば絶好のランニングスポットですよね。

しかし、こうした場所はよほどの都会を除いては夜間は暗いので、ランニングには適していません。

 

 

冬の夜ランニングを安全にするおすすめグッズ

冬の夜があまりランニングに適さないのは分かりました。

でもご安心ください。

安全に走るためのグッズはたくさんあります。

以下におすすめのものをいくつか紹介します

 

 

安全を確保するためのグッズ

 

ナイトラン用に作られた、形状記憶タイプのリフレクター(反射材)です。

手首でも足首でも、またはパックのストラップなどにも簡単に付けられます。

カラーも複数から選べます。

 

このネイサンというブランド、あまり知名度はないかもしれませんが、アメリカのランニング用品ブランドで、便利でおしゃれなアイテムを作ってくれています。

特にリフレクターのような実利に徹したものって、おしゃれに走りたいと思っているランナーの皆さんにはちょっと敬遠されがちです。

何だかちょっと、野暮ったいイメージがありますよね。

そういう時こそ、ブランドにこだわって人と差をつけてみるのはいかがでしょうか?

 

 

 

こちらもネイサンです。

いやはや、かゆいところに手が届いています。

こういうアイテムがあるんです。

 

リフレクターはあくまで、車や自転車などから自分を視認してもらうためのものです。

暗い中で路面状態などを把握するためには、自分からライトで照らさなければなりません。

かといってヘッドライトは見た目にも抵抗があるし、走ってるうちにずれないか心配です。

 

その点このハンドトーチは、ランニングやウォーキングに特化して開発されていて、24度下向きに向けられた高輝度の明るいライトが、足元をしっかり照らしてくれます。

後ろ側にも赤いライトが付いていたり、USBで充電できたり、防水機能も付いていたりと、至れり尽くせりです。

 

 

ケガの危険から体を守るグッズ

 

 

私の愛用品です。

サポーターなので、膝周辺を締め付けることでサポートしてくれるのですが、冬は防寒具としてもとても役立ちます。

ランニングスパッツなどは薄手の物が多いですが、このサポーターはニット地で暖かく、サポート力と保温性がダブルで膝を守ってくれます。

何といっても他のサポーターに比べて価格が安いので、試していただく価値はあると思います。

 

こうした履くタイプのサポーターは、走ってるうちにずり落ちてくる心配が付き物です。

このCW-Xのサポーターも、特に冬場で肌が乾燥してカサカサしていると、最初のうち多少は下がってきます。

 

ただ、少しでも汗ばんでくれば、汗の湿り気でずり落ちにくくなるので、それほど心配いらないと思います。

外に出る前に着用して、軽く汗ばむくらい入念に準備運動をするのがおすすめの使い方です。

 

 

運動前にマッサージすることで、筋肉をほぐすのと同時に、温度を上げていち早くコンディションを整えます

以前海外の類似商品を使ったことがありますが、唐辛子の成分が入っていたため、効きすぎて逆に熱すぎる、というのがありました。

このファイテンのジェルは、そこまで効きすぎるということはありません。

逆に温感という点では、人によって少し物足りなくも感じるようです。

ジェルによる発熱自体に過度な期待をせず、運動前にマッサージで体を温めるための補助と捉えていただくと良いと思います。

 

 

結局どうする? 冬の夜ランニング

何を隠そう、私はジムのトレッドミル(ランニングマシン)が苦手です。

最近は1台ごとにテレビが付いているので、かつての「走っても景色が変わらなくて退屈問題」はクリアされています。

にもかかわらず好きになれないのは、どうも外を走るよりも疲れやすいのと、やはり風がないので爽快感が全くないんですよね。

同じように感じている方が多いはずとは信じていますが、私の友人には

「逆に外を走ると足が痛くなって嫌だ」

というものがいたりと、人それぞれだなあと思います。

 

というわけで私は基本的に「冬でも外ラン派」です。

ただし、12月~2月くらいはジムの月会費を払い、気温や路面状態によっては外を走るのは我慢して、ジムに行って筋トレなどを中心にトレーニングしたりします。

安全第一で、臨機応変にやってくのが、長続きさせるのには必要なのだと思います。

さて自分の話が長くなってしまいましたが、冬の夜ランニングには

・路面の凍結や積雪による転倒
・低温による身体のトラブル
・暗い場所での車や自転車との接触

といった危険が潜んでいます。

 

リフレクターやハンドトーチで身を守ったり、サポーターやマッサージジェルで体のケアをしつつ、危ないと判断した時には我慢する勇気も必要です。

テクノロジーと自制心を融合させて、この冬も乗り切っていきましょう。

 

夜ランニングに限らず、冬場のランニングの時間帯についての検討を別記事で行っています。

よろしければこちらもご覧いただければ嬉しく思います。

【ランナー必見】実は知らない?冬ランニングにおすすめの時間帯大公開!

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  1. […] 夜ランについては別記事「【編集部おすすめ】徹底分析!冬の夜ランニングは危険か?」も合わせてお読みください。 […]

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