
どこでも気軽に始められるランニング。
老若男女問わず自分のペースで楽しみ、健康作りにも一役買い、最近ではランニング仲間も多く友達の輪も広がるということから、その人気はうなぎのぼりです。
ある程度ランニングに慣れてくると、色々な大会に出て、腕試しと共に達成感を味わいたいと思うもの。
大会へのエントリーにより、モチベーションが上がり、みごとゴールを切った時の感激はひとしおです。
様々な種類の大会があるなか、その頂点に立つものがフルマラソン。
42.195㎞完走を目指し、日々トレーニングを積む人も多いのではないでしょうか?
その中でも、世界中のランナーが完走を夢見る最高峰のマラソン大会が、世界6大マラソンです。
世界大会というと、夢のまた夢という人もいれば、一度は走ってみたいと目標にしている人など、想いは様々。
ただ、ランナーならだれでも憧れ、テレビ中継をで欠かさず観戦している事と思います。
今回は、この世界6大マラソン大会を一挙にご紹介。
世界に想いを馳せながらぜひご覧ください。
目次
世界6大マラソン大会とは?
世界6大マラソンとは、
・東京
・ボストン
・ロンドン
・ベルリン
・シカゴ
・ニューヨークシティ
の6都市で開催されるマラソン大会です。
世界中のトップランナーから市民ランナーまでが参加できるため、世界のトップアスリートの走りを観戦したり、同じレースで一緒に走る高揚感を感じるという楽しみも。
6大会全てを完走した人には、各大会でのタイムを記録した完走証明書とメダルが交付されますよ。
世界6大マラソン大会その1.東京マラソン
日本人ならまずはここを目指したい東京マラソン。
世界6大マラソン、一年の皮切りとして、毎年2月下旬に開催されています。
東京都庁からスタートし、浅草、スカイツリー、銀座、東京タワーからゴールの東京駅まで、次々と現れるランドマークを眺めながらの走りは気分爽快です。
2月終わりという寒い時期の大会ですが、参加希望者は多く、定員超えの場合は抽選となります。
定員37,500人、参加料は国内組10,800円、国外組12,800円となっています。
東京マラソンの詳細は、こちらです▽▽
https://www.marathon.tokyo/about/outline/
世界6大マラソン大会その2.ボストンマラソン
アメリカマサチューセッツ州ボストンにて開催されるボストンマラソン。
アメリカ独立戦争開戦を記念した「愛国者の日」、4月の第3月曜日に行われる大会です。
第一回大会は1987年、世界最長の歴史と伝統を誇るマラソン大会としても有名なのです。
そのコースは第一回から現在までほぼ変わりなく、歴史ある街並みを走り抜ける快感はこの大会ならではでしょう。
完走者の大半が4時間でゴールするといわれ、世界6大マラソンの中でもハードルが高く、その通称は「選ばれし者のマラソン」と言われているそうです。
エントリーの条件として、まず第一に、年齢ごとの資格タイムのクリアがあります。
さらに、実際の参加者はタイムの速い人から確定していくため、資格タイムをクリアしたからといって安心はできません。
グループの後半に位置する人は、タイムの足切りによりカットされてしまう可能性があるのです。
実際に2019年大会エントリーでは、資格タイムの4分52秒前で足きりが行われました。
しかしハードルが高ければ高いほど、上級者にとっては目指し甲斐があるというもの。マラソン上級者の方、ぜひ憧れの目標に掲げてみてはいかがでしょうか。
ちなみに資格タイムは、
・35~39歳 3時間10分
・40~44歳 3時間15分
・45~50歳 3時間25分
となっています。
日本人としての参加料は $250USD。日本円で28,000円前後です。
2018年大会において、地方公務員の市民ランナー、川内優輝さんの優勝が記憶に新しいところです。
ボストンマラソンの詳細は、こちらです▽▽
https://www.baa.org/registration-2019-boston-marathon-opens-monday-september-10
世界6大マラソン大会その3.ロンドンマラソン
世界6大マラソン大会の中でも、ひと際ユニークな大会が、毎年4月に行われるロンドンマラソンです。
マラソン大会であると同時に大規模なスポーツの祭典としても知られており、慈善事業団体が資金調達のためにも参加します。
そのためか、設けられている抽選枠の倍率は高く、海外からの当選確率はかなり低いと言われています。
一方、世界記録、自己ベストを目標にするアスリートはもちろん、様々なコスチュームに身を包み、ロンドン市内を走ることを楽しむランナーも多数参加。
・スパイダーマン
・純白のドレスをまとう花嫁
・動物の着ぐるみ
など、見ているだけでも楽しめる世界一楽しいマラソン大会の一つです。
日本人としての参加料は80ポンド、日本円にして12,000円ほど。
エントリー方法はいくつかあるものの、資格タイム枠は英国居住者限定のため、日本からのエントリーは、抽選もしくはパッケージツアーに限定されてしまいます。
抽選の倍率が高いため、どうしてもこの大会に参加したいという人はパッケージツアーがおすすめです。
ロンドンマラソンの詳細は、こちらです▽▽
https://www.virginmoneylondonmarathon.com/en-gb/
世界6大マラソン大会その4.ベルリンマラソン
毎年約40,000人のランナーが集結するベルリンマラソン。
9月の最終日曜日に開催され、高低差のない平坦なコースであることから世界6大マラソンの中でも走り安く、世界記録が何度も塗りなおされている大会です。
日本勢では、高橋尚子さんが当時の世界新記録、野口みずきさんが当時大会新記録を更新しています。
エントリーには、年齢別の資格タイムをクリアする必用がありますが、同時に抽選枠が設けられているため、まずは抽選枠へのトライが一般的でしょう。
ちなみにフルマラソンの資格タイムは、
・18-44歳で2時間45分
・45-59歳で2時間55分
と設定されています。
参加料は125ユーロ。日本円で約16,000円。
ベルリンマラソンでは、車いすの部に加え珍しいインラインスケートの部も設けられています。
インラインスケートの部とは、文字通りインラインスケートでのフルマラソン。世界トップスケーターは、なんと1時間前後でゴールを切るというスピード感溢れるレースで、かなりの見ごたえあり。
このように、ベルリンマラソンは、観戦も楽しみな大会のひとつです。
パッケージツアーも用意されています。
ベルリンマラソンの詳細は、こちらです▽▽
https://www.bmw-berlin-marathon.com/en/
世界6大マラソン大会その5.シカゴマラソン
10月の第2日曜日開催のシカゴマラソン。
こちらの大会でも2018年から年齢別の資格タイムが設定されました。
しかし、他大会と比べるとそのタイム基準が低いため、一般の人も参加しやすい条件となっています。
例えば男性の部では、
・30-39歳は3時間10分
・40-49歳は3時間20分
と設定されています。
このタイムをクリアできない人には、抽選枠が設けられていますし、提携旅行会社のパッケージツアーを利用しても大会参加が確実となります。
日本人の参加費は$250USD、日本円で約26,000円。
公式チャリティープログラムにより$1,250USD以上の募金を集めることでも、参加資格が得られます。
世界6大マラソン初挑戦の方、10月のさわやかな気候の中、シカゴの風を受けて走ってみませんか。
シカゴマラソンの詳細は、こちらです▽▽
https://www.chicagomarathon.com/
世界6大マラソン大会その6.ニューヨークシティマラソン
ニューヨーク中心に位置する自然溢れる公園といえばセントラルパーク。
ニューヨーク市民の憩いの場として知られ、ジョギングを楽しむ人も多くみられます。
このセントラルパークをゴールとするマラソン大会こそがニューヨークシティマラソン。
毎年、11月初旬に開催されるこの大会。
ニューヨーク5区をめぐり、区堺にある橋をすべて渡り、摩天楼を仰ぎ、250万の熱狂的な声援を受けて走る気分は格別でしょう。
この魅力に取りつかれ、今では約50,000人が完走を目指すという、世界最大のマラソン大会とまで言われるようになりました。
まさに、世界一エキサイティングな都市ニューヨークを肌で感じるマラソン大会です。
日本人としての参加料は$358USD、日本円で約40,000円。
世界6大マラソンの中でも特に高額、さすが大都会ニューヨークといったところでしょうか。
資格タイムのクリア、チャリティ、抽選、パッケージツアーなどにより幅広くエントリーできますよ。
ニューヨークシティマラソンの詳細は、こちらです▽▽
https://www.tcsnycmarathon.org/plan-your-race/run-in-2019/2019-entry-fees
夢は大きく!世界6大マラソン出場を目指して、モチベーションアップ!
ランニングは努力するほど結果が見え、結果が出るとさらに続けたくなるもの。
気が付いてみれば目標を持ち、その目標が大きなマラソン大会へと膨らんでいませんか?
世界6大マラソンも一般市民に大きく扉を開いています。
夢は大きく!日々のトレーニングと共に、大会エントリーの準備も始めてみてはいかがでしょうか。
大会エントリーにも大きく関わってくる、目標タイム!目標設定から練習法の詳しい記事はこちらで▽▽