
ランナーの方なら一度は、ご自身のジョギングフォームを気にされたことがあると思います。
疲れにくいジョギングフォームを身に付けているだけで、長距離を走った時にその差は如実に現れてきます。
ランニング中に顎が上がる人はいませんか?あまりいいフォームとはいえないかもしれません。
また、フォームが悪いとケガの原因にもなりかねないのでしっかりと、ジョギングフォームが悪い方は矯正する必要があります。
今回は、ランニングで顎が上がる人やフォームでお悩みの方のために、正しいフォームとその矯正方法を分かりやすくご紹介します。
目次
疲れない!正しいジョギングフォームとは?
疲れない正しいジョギングフォームのポイントは、5つあります。
- 姿勢を正しく保つ
- 顎を引く
- かかとから着地する
- 腕を90度より鋭角に曲げて振る
- 手に卵を持っている感覚で軽く力を抜く
正しいジョギングフォームを一度、身につけてしまえば、ケガの予防にもなりますし長距離を走る際にはとても楽に感じられます。
また、タイムを気にされている方は早くなること間違いなしです。
以下では、それぞれのポイントに絞って一つずつ解説して行きますので、ご自身のフォームを想像しながら照らし合わせて改善点を見つけてみてください。
1.姿勢を正しく保つ
走っている時の姿勢は、とても大事です。
姿勢が正しく保ててないと、走っている際に無駄な力がかかってしまい体に疲れが溜まりやすくなります。
ジョギングフォームの正しい姿勢は、骨盤を前に少し出すイメージで背筋をピンと伸ばし重心を少しだけ前方にかけるイメージです。
この時に、重心がズレていると疲れやすくなるので重心はあくまでも少し前方に傾けて、その推進力で走るイメージをしてください。
姿勢に関しては、普段の生活習慣からの意識がけが大事となってくるので、姿勢が悪いなと感じる方は普段から正しい姿勢を心がけましょう。
2.顎を引く
マラソンランナーをテレビで見たことがある方ならお分かりいただけると思いますが、ランナーが疲れてくるとどうしても顎が上がってしまいます。
これは、疲れている証拠といっても過言ではないのですが、ジョギングの正しいフォームで走るという観点で見るとNG。
ジョギングする際には、しっかりと顎を引いてください。
その理由は、気道を確保して酸素を取り込みやすくすることで、筋肉に溜まっている乳酸を緩和し走りやすくするためです。
疲れているとどうしても、顎が上がる癖がある人が多いですが、トップランナーは疲れているからこそ顎を引いて走るように意識しています。
3.かかとから着地する
走っている時に、つま先から着地するのか踵から着地するのか迷ったことはありませんか?
これの答えは、「かかとから」が正解です。
その理由としてはつま先から着地して走るスタイルは、主にケニアのマラソン選手に多いですが日本人がこれを真似すると故障の原因になってしまうからです。
イメージ的には、足の裏全体でまっすぐに地面に踏み込むイメージを持つことが大事です。
あまり意識しすぎると故障の原因になりかねませんので注意してください。
ご自身の踏み込みをチェックしたいときは、自身のランニングシューズのソールが均一にすり減っているかを見れば分かります。
また、足の着地の方法に関しては、3つの種類があります。
・ヒールストライク:踵から着地する
・ミッドフット:足全体で着地する
・フォアフット:つま先から着地する
初心者ランナーの方は、前述した通りヒールストライクを意識して行うようにしましょう。
4.腕を90度より鋭角に曲げて振る
ランナーにとって、腕の振りは走る際の推進力になります。
プロの長距離ランナーを見ていると分かりますが、しっかりと腕が振れている人がほとんどです。
走る際の腕の振りのポイントとしては、90度以上鋭角にたたみコンパクトに振ることがとても重要で、その際は肩や腕の力を抜いてリラックスした状態で振るように心がけましょう。
5.手に卵を持っている感覚で軽く力を抜く
身体に無駄な力が入っていると、長い距離を走る際には特に疲れを感じやすくなります。
ジョギングフォームで一番大事だといっても過言ではないのが、この軽く力を抜いて走ること。
これが出来ているか、出来ていないかで疲れやすいかどうかがはっきりと別れます。
力を抜くことを覚えると、体が自然とリラックスでき走っている時に無駄な力が入りません。
リラックスする方法としては、ジョギングする前にしっかりとストレッチを行うことや、ジョギング中に音楽を聴いて走るなどの方法が考えられます。
あなたに合った正しいジョギングフォームを身につけよう!
ジョギングは、一旦習慣化すればとても楽しいトレーニングの一つです。
正しいジョギングフォームを身につけることで、疲れにくく故障が少ない身体を作り上げることもできます。
体力がつくことで、風邪なども引き難い体になっていくでしょう。
是非とも、今回ご紹介した正しい疲れにくいジョギングフォームを参考にしていただき、楽しいジョギングライフを過ごしましょう。
ランニングフォームが変われば、タイムが変わる!
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