食後のランニングがダイエットに向かない2つの理由|痩せたいあなたがやるべき事

食後のランニングがダイエットに向かない2つの理由|痩せたいあなたがやるべき事
2020年10月13日 しまづ

こんにちは!看護師ランナーのしまづです!

 

秋になりましたね。みなさんはどのような秋を楽しんでいますか?秋ならではの美味しい食べ物を楽しむ方も多いのではないでしょうか。

 

「食べ過ぎて太ってしまった…」
「ランニングでダイエットをしよう!」

 

このようにダイエット目的でランニングを始める方もいますよね。しかし、ダイエットのためのランニングは、食事との関係を理解しなければ正しく効果が期待できません。せっかく頑張ってランニングをするのであれば、有意義なものにしたいですよね。

 

そこで今回は、ランニングでのダイエットと食事の関係についてお話していきます。ぜひ、ダイエット目的のランニングを有意義なものにする参考にしてください。

 

 

食後のランニングと食前のランニングはどちらが良い?

結論から言うと、ダイエットに向いているのは「食前のランニング」です。なぜなら、食事の前後ではランニングで消費されるエネルギー源が異なるからです。

 

また、食直後の胃の中に食べ物が残っている状態でのランニングはNGです。ダイエットに向かないだけでなく、体調不良を起こす可能性があります。

 

食後のランニング、また食前のランニングが、どのようにダイエットに影響するか、早速説明していきます!

 

 

食後のランニングがダイエットに向かない2つの理由

なぜ、食後のランニングはダイエットに向かないのでしょうか?理由は大きく分けて

 

①消化不良を起こしやすい

②横腹痛を引き起こしやすい

 

この2つです。それぞれ詳しく説明します。

 

 

理由1:食後のランニングは消化不良を起こしやすい

食事をすると胃に食べ物が送り込まれ、消化が始まります。消化には多くの血液が必要です。そのため、食後は胃に血液が集められます。しかし、食後の消化が終わらない内に運動をしてしまうと、筋肉にも血液が集められ消化不良に繋がってしまいます。

 

消化不良はダイエットの大敵となります。なぜなら、消化不良は基礎代謝低下に引き起こし、痩せにくい体質になってしまうからです。

 

基礎代謝とは、安静にしている状態で生命維持のために消費される、必要最小限のエネルギー代謝量のことです。基礎代謝は全身のあらゆる箇所で行われますが、その中でも筋肉が大きな割合を占めます。

 

また、食事の内容によって消化にかかる時間は異なります。そのため、ランニングを予定している日は食事内容と時間に注意が必要です。

 

 

理由2:食後のランニングは横腹痛を引き起こしやすい

食後のランニングで、横腹痛を起こした経験を持つ方は多いのではないでしょうか。横腹痛の原因は諸説ありますが、胃や腸内の機能低下や腹膜のこすれが関与していると言う情報が有力です。

 

食後は消化のために、胃や腸に血液が集まります。

 

しかし、消化が終わる前にランニングをすると、筋肉にも血液が集められてしまい、その結果胃や腸が酸素不足になります。酸素不足となった胃や腸は急激な機能低下が起こります。

 

激しくランニングをした場合、胃や腸への血流は最大80%減少するとされています。高温の環境では、より減少の度合いが大きくなります。

 

また、胃に食べ物が残ったままの状態で運動をすると、腹膜とのこすれが生じ局所的な痛みに繋がります。特にランニングは身体が大きく上下に動くので、食後の横腹痛が起こりやすいのです。

 

ダイエットのためのランニングには継続が欠かせません。でも、毎回のランニングで横腹痛が起きてしまうと、ランニングを続けるのも億劫ですよね。そのためも、横腹痛にならないような工夫が必要です。

 

 

食後のランニングをどうしてもしたい時の対策法

仕事や家庭の事情で、どうしてもランニングの時間は食後しか確保できない方もいますよね。

 

なので「ランニングで食後何時間空けて走ればいいのか教えます!」でもお伝えしているように、食後のランニングをするときは、消化のための時間を確保したり、食事の内容に工夫をしなくてはなりません。

 

具体的に、食後のランニングをするときは、何時間後が良いのか、どんな食べ物を食べた方がいいのかは、ぜひ上の記事をチェックしていただきたいのですが、まずは食後の身体に起こる変化を理解し、また、食事内容による消化への影響を知ることが大切です。

 

 

食後のランニングではなく、食前のランニングでダイエットが出来る3つの理由

ダイエットを目的としてランニングをする方は、「食前の早朝ラン」がおすすめ!早朝ランでダイエットができる理由は以下の3つです。

 

 

①エネルギーに脂肪が使われる

食前のランニングがダイエットに向く最大の理由が、エネルギー源として脂肪が使われることです。食後であれば糖分がエネルギー源として先に使われます。ところが食前、特に早朝であれば体内の糖分が枯渇した状態なので脂肪が優先的に使われるのです。

 

また、ランニング後の食事を摂ることで、脂肪が身体につきにくくなるという嬉しい効果も期待できますよ。

 

 

②生活リズムが整う

早朝ランを行うためには規則正しい生活リズムが不可欠です。しっかりと睡眠時間を確保し、食事時間も一定に保つ必要があります。

 

生活リズムを整えると余計なストレスを溜め込みにくくなり、イライラによる暴飲暴食が減ります。また、生活リズムが不規則になると、消化器の機能低下による消化不良を起こす場合もあります。

 

 

③ランニングに集中できて継続しやすい

一日の始まりを早朝ランに設定することで、集中しやすい環境づくりができます。ダイエット目的のランニングのポイントは、何といっても継続です。

 

早朝の気持ち良い時間のランニングであれば、習慣化しやすいのではないでしょうか。

 

食前ランニングのダイエット効果については、「ランニングをするなら食前にすべき?それとも食後?」でより詳しく解説しています。ぜひ、こちらも参考にしてみて下さい。

 

 

まとめ:食後のランニングは避けて、食前のランニングでダイエットをしよう

ダイエット目的でランニングをするのなら食前に行いましょう。特に起床後の早朝ランがおすすめです。

 

ランニングのやり方も一工夫加えれば、ダイエット効果をアップさせられますので、ぜひ試してみてください!

 

では、あなたのランニングライフを心から応援しています^^

 

 

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